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> 理事長 インタビュー |
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関西医科大学卒業、
大阪市立大学大学院医学研究科(外科学T)修了
医学博士
1986年より 医療法人山紀会に在職
2003年 理事長就任 現在に至る
2004年 大阪府医師会理事に就任
2006年 大阪市立大学医学部(外科学)非常勤講師に就任
日本外科学会専門医・認定医、日本消化器外科学会認定医、
日本医師会認定産業医、介護支援専門員 |
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『医療法人 山紀会』は、1973年に山本第一病院を設立して以来、24時間体制の救急医療を中心とした地域医療に取り組んで参りました。長らく山本第一病院と山本第三病院の両病院による医療サービスの提供に力を注いできましたが、高齢社会の到来という、時代の変化とともに高まった介護に対するニーズにも応えるべく、1999年には介護老人保健施設『やまき苑』を設立。「医療と介護は高齢者を支える両輪である」という考えのもと、現在では医療に加えて介護サービスの提供も行っております。
こうした医療と介護について、地域に根ざしながら地道に取り組んできた結果、山本第三病院は大阪市南部における中核病院の一つにまで成長することができました。しかし、現状に満足することなく、さらに急性期の医療センターとしての社会的評価と地位を高め、地域医療の発展に貢献していきたいと考えております。そのためにも、今まで以上に他の病院や診療所のドクターとの連携を深めつつ、医療設備等のハード面、そして医師・看護師のスキルアップといったソフト面を充実させ、民間病院等のリーダーシップをとっていく。そんな医療機関であらなければならないと感じています。
また、医療法人の運営という側面から考えても、中核病院としてのレベルアップを図ることは重要であると私は考えます。国の方針もあって医療改革が推し進められている昨今、医療施設として向上する意志のない病院は淘汰されるという時代を迎えました。常に医療サービスの質を上げる努力を重ねて、地域の皆様に信頼され、心から満足していただける病院づくりを進める。それが医療法人としての健全な運営につながるのではないでしょうか。
これらの考えを具現化した取り組みの一つとも言えるのが、2006年10月に行った病院機能の役割分担です。それまで、山本第一病院では慢性期医療と急性期医療が混在していましたが、急性期医療の機能を山本第三病院に移行。山本第一病院は長期療養型の慢性期医療、山本第三病院は救急医療と急性期医療、というように医療体系の整備を行いました。療養看護に適した静かな環境づくりの実現、適材適所の人員配置によるスタッフのモチベーションアップ。こうしたメリットもあり、それぞれの病院へ機能分化し、一つひとつの質を向上させながら、病院同士が連携を図るという現在のスタイルこそ、本来の医療サービス提供のあり方であると信じています。 |
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